自主的な学びのコミュニティー「ポルタ(Porta)」のご紹介①

言語文化学科では今年度から新しい取り組みとして、多言語多文化を通じて人間や社会を広く深く考える「自主的な学びのコミュニティー」として「ポルタ(Porta)」を立ち上げることになりました。正規の授業時間の枠を超えて、「多言語多文化を手掛かりに学びを深めたい」との志ある学生が参加しています。正式の単位にはなりませんが、新しい教員や友人と出会い、ともに学ぶことを通じて人間的にも知的にも成長するチャンスです。因みに、「ポルタ」とはイタリア語で「ドア、門」の意味です。

言語文化学科には中国・韓国・タイ・台湾から交換留学生が来ています。月・水・金曜日には、その留学生たちと彼らの出身地域の言語で交流するサロンを設けており、日頃授業で学んだ言語を実際に使ってみたり、あるいは授業ではなかなか触れられない言葉に初めて触れたり、時には留学生お勧めの各国の映画や音楽を共に鑑賞するなどの文化的交流を行っています。

2017年度前期は、「韓国語サロン」「中国語サロン」「タイ語サロン」「日本語サロン」が開かれています(「日本語サロン」は留学生と日本語を使って交流し、彼らの日本語学習をサポートする場です)。

今日は、「留学生と学ぶ(中国語サロン)」にお邪魔しました。

ここでは、教員が言葉を教えるものではなく、学生が主体になって進めていきます。互いが持つ母語・母文化をフルに活用しながら交流することで、多くの気付きを得、互いを理解し、繋がりを深めています。在学生の皆様、気軽に足を運び、積極的に交流を図ってください。