言語文化学科での留学生活①(タイ・サムランリット ヌッチナリンさん)

交換留学生たちが言語文化学科に来てからもう半年が過ぎました。どのような大学生活を送っているのでしょうか。今日は、タイの泰日工業大学からの交換留学生サムランリット ヌッチナリンさんの話を聞いてきましょう。

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私はタイからきました。タイはいつも暑い国です。季節は夏と雨季と冬、この3つだけです。平均気温は35度で、冬でも暑いです。そのおかげで、いつでも安くてとても美味しい果物や野菜が食べられます。タイ料理は日本料理と違って、しょっぱいだけではなく、辛酸っぱい味も加わっています。私のおすすめは「トムヤムクン(ต้มยำกุ้ง)」です。見た目はオレンジ色の海老スープカレーで、味はしょっぱくて酸っぱくて辛いですが、とても美味しいです。外国でもかなり有名で食べられると思いますが、やはり味がオリジナルと違います。私は留学してから、いつも本物のタイ料理が食べたい!と思っています。でも日本料理も美味しいので、我慢できます。タイと日本は、料理だけではなく、文化や礼儀なども違います。まだ慣れていない時は少し辛かったですが、知らない文化を少しづつ学んで、理解するのは留学の一つの楽しみだと思います。

    ↑トムヤムクン             ↑タイの海

私は日本のアニメをきっかけに日本語を勉強し始めました。タイの大学でもアニメーションの作り方を勉強していました。泰日工業大学の情報学部のマルチメディア学科の4年生です。東北学院大学に留学して、言語文化学科の学生になってから、「社会によって人が違う」と誰かが言った言葉をきちんと理解できました。私のコミュニケーション力が低くて、最初は皆のテンションに追いつけなかったので、辛くて寂しかったですが、どんどんサポーターさんたちや同じ留学生たちと仲良くなって、今は楽しい留学生活を過ごせるようになりました。

私は将来日本で働きたいのですが、自分の日本語能力はまだ足りないので、日本に留学しています。タイと比べれば、日本はイベントが多いと思います。お花見、七夕祭り、大学祭、色々なイベントに参加して、楽しかったです。アルバイトも始めてできました。タイ語を教える機会まであります。授業でできない体験を沢山できて、とても良かったと思います。色々な場面で日本語を話して、少しですが、私の日本語能力は上達したと思います。

 先生とサポーターさんたちに支えられて、日本語も日本文化も学べて、とてもいい経験をしています。

 

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