夏のオープンキャンパスが無事に終わりました。

2019年7月26日(土)は夏のオープンキャンパスが盛況のうちに無事終了致しました。台風の予報はあったものの、県内外から200人を超える高校生と保護者たちが言語文化学科のブースを訪れました。言語文化学科では、言語文化学科らしいグローカル(GLOBAL+LOCAL)な活動が展開され、高校生や保護者に対して言語文化学科で学ぶ面白さを伝えることができました。

フランスの言語・文化ブースの様子
(左)言語論、(右)文化論の様子

教養学部の言語文化学科は、①文化のしくみ(文化論)、②ことばと教育(日本語教師、英語教師)、③国際交流、④世界各地域の言語文化(英米・ドイツ・フランス・中国・韓国朝鮮・日本の言語文化論)、⑤表現と文化(メディア文化・西洋美術史)、⑥言葉とコミュニケーション(哲学・倫理学)、⑦言葉のしくみ(第二言語習得論、言語論)の7つのグループ、計14ヶ所のブースが設けられました。

(左)ドイツの言語・文化ブース、(右)倫理・哲学ブースの様子

県内外から多くの高校生と保護者が訪問され、興味のある各ブースに質問をしたり、近くにいた在学生ボランティアさん及び留学生の方々から大学生活を聞いたりしながら、言語文化学科での勉強のイメージを膨らませていました。

韓国から来た留学生から日本での生活や東北学院大学での勉強を聞くことが出来ました。
たくさんの専門分野を持つ先生からいろんな話を聞きました
津上先生による学科ガイダンス
模擬授業の様子

模擬授業は、(左)佐藤先生の模擬授業「日本人の知らない日本語!?:日本語教育ミニ体験」、(中)文先生の模擬授業「バイリンガルな生き方」、(左)松谷先生「日韓文化比較」のテーマで行われ、とても充実した内容でした。

個別相談の様子
反省会及びアンケート回収

今回は「学科ガイダンス」「模擬授業」「個別相談」など、言語文化学科に興味や関心を持ってもらえるような様々な取り組みが行われました。この場をお借りし、ご来場の皆様を始め、学生ボランティア、先生の方々のご協力に感謝申し上げます。

*     *     *

以下は、在学生・留学生ボランティアの感想文です。

●思ってた以上に興味を持ってくれる学生が多くてよかったなと思う。また、説明することで自分の学んでいることが再確認できたと共に自分の学科が改めて好きだなと思えることが出来てとてもいい経験になった。
●高校生や親御さんに言語学の面白さを伝えられてよかったのではないかと思う。来年以降も言語学ブースは言語学好きにやってもらいたいです。
●自分が高校三年生の時にオープンキャンパスに来たのを思い出して、できるだけ高校生の気持ちになって相手に話をした。
●最初は何を話すか、しっかりと話せるか不安だったが、来てくれた高校生に自分のブースの魅力や大学についてなど一生懸命伝えられたと思う。OCを通して自分も成長できた気がする。良い刺激を貰った。OCのボランティアを行なって得たものが多いと感じた。
●久しぶりに高校生と話す機会だったので、自分が受験生だった時の気持ちが蘇ってとても新鮮な気持ちになりました。
●高校生の方々の意欲を感じた。すでに言語文化に入ってどんなことをしたいのか決まっている人が沢山いて驚いた。受験を不安に思っている高校生の方もいたが、ぜひ入学して一緒に勉強する日が来るといいなと思った。
●言語文化に入りたいと熱心な高校生たちにたくさん会うことができて嬉しかったです。3、4年前の自分を思い出しながら、高校生たちを応援してあげたい気持ちでいっぱいでした。自分に伝えられることは頑張って伝えられたと思います。
●興味をもってくれる学生さんが多くて嬉しかった。私が伝えられる言語文化学科の良さをちゃんと言うことができたのでよかった。私たち自身が楽しんでできたので言語文化学科の楽しさが伝わったのではないかと思う。
●あまり日本語教師について知らなかった親御さんに詳しく説明したところ、「知らないことを知れて良かった」や「話聞いてて楽しそうだと思った」など、お子さんに自分から「言語文化いいじゃん!」と言っていたので、自分のやってることを理解してもらえたみたいで、やって良かったなと思いました。
●言語文化の魅力やドイツ語の魅力を高校生1人1人の興味に対応した紹介をすることで、自分が何を勉強しているのか、改めて認識する機会にもなり、高校生の意欲に私自身も刺激を受けた。
●オープンキャンパスを通して、言語文化学科にこんな多い分野があることを知るようになりました。日本に来てから学校から色々助けをもらいましたので、ちょっと役に立ちたいので、申し込みました。たくさんの日本人の高校生と交流できて、言語文化学科の先生方々と一緒に頑張ることができて嬉しかったです。 

新入生オリエンテーションキャンプが行われました。

東北学院大学では4月1日(月)から5日(金)まで新入生オリエンテーションが行われました。そのうち、4日-5日には合宿形式でのオリエンテーションキャンプがあり、言語文化学科は遠刈田温泉「さんさ亭」で行われました。そこで新入生たちは授業スケジュールを作成したり、注意が必要な科目についての説明を聞いたり、大学生活の心得などを学んだりしました。

新入生たちは各学科のバスでホテルへと移動しました。グループリーダーによる楽しいレクリエーションも行われました。

↑学部長挨拶                  ↑礼拝の様子

教養学部全体のガイダンスが終わった後、学科別集会が行われました。

左:英語及び英語教員免許取得について(渡部先生)
右:受講計画作成に当たっての説明 (宮本先生)

左:第二外国語履修について(門間先生)
右:日本語教員基礎資格について(佐藤先生)

みんな一言一句聞き漏らすまいと真剣な顔で説明を聞いていました。

各々での時間割作成の様子

資格を取るためにはどのような授業を取れば良いか、留学をするためにはどうすれば良いか等、教員やグループ・リーダーの説明を一生懸命聞いていました。

さて、このキャンプで大活躍したのが、2-4年生の先輩で構成されたグループ・リーダーです。グループリーダーは、新入生が入学する前から厳しいトレーニングを積み,オリエンテーションに備えております。彼らのお陰で、新入生は大学生活を円滑に過ごせるようになります。

 オリエンテーション・キャンプを通して得られた大きな収穫といえば、何よりも友達作りではないでしょうか。オリエンテーション・キャンプを通してかけがえのない友人を見つけることも多いようです。

 言語文化学科の教員、先輩たち、そして職員は、大学という未知の世界に入ってきた新入生たちが充実した大学生活を送ることを切に願っております。

 新入生の皆さん、これからたくさんの自由が与えられ、たくさんの壁にぶつかると思います。そんな時は自分が決めた目標を思い出し、またその目標に責任を持つ事を忘れず、きらきらと輝く大学生になって下さい。

夏のオープンキャンパスが無事に終わりました。

2018年7月28日(土)は夏のオープンキャンパスが盛況のうちに無事終了いたしました。台風の予報はあったものの、県内外から262人の高校生たちが言語文化学科のブースを訪れました。言語文化学科では、言語文化学科らしいグローカル(GLOBAL+LOCAL)な活動が展開され、高校生や保護者に対して言語文化学科で学ぶ面白さを伝えることができました。

教員から事前に注意事項を聞くボランティア学生たち

教養学部の言語文化学科は、文化のしくみ(文化論)、ことばと教育(日本語教師、英語教師)、国際交流、世界各地域の言語文化(英米・ドイツ・フランス・中国・韓国朝鮮・日本の言語文化論)、表現と文化(メディア文化・西洋美術史)、言葉とコミュニケーション(哲学・倫理学)、言葉のしくみ(第二言語習得論、言語論)の7つのグループ、計14ヶ所のブースが設けられました。

 ↑ドイツ語ブースの様子               ↑フランス語ブースの様子

↑英語教育ブースの様子         ↑言語学ブースの様子

夏のオープンキャンパスの会場は、初夏のオープンキャンパスより広いため、たくさんの方々をお迎えできるようになりました。県内外から多くの高校生と保護者が訪問され、興味のある各ブースに質問をしたり、近くにいた在学生ボランティアさんから大学生活を聞いたりしながら、言語文化学科での勉強のイメージを膨らませていました。

韓国・朝鮮語、中国語ブースともに留学生が大活躍してくれました。

↑俳優修行               ↑倫理学

↑個別相談の様子         ↑塚本学科長による学科ガイダンス

今回は「学科ガイダンス」「模擬授業」「個別相談」など、言語文化学科に興味や関心を持ってもらえるような様々な取り組みが行われました。この場をお借りし、ご来場の皆様を始め、学生ボランティア、先生の方々のご協力に感謝申し上げます。

(左)佐藤先生の模擬授業「日本人の知らない日本語!?:日本語教育ミニ体験」、(右)文先生の模擬授業「バイリンガルな生き方」。とても充実した授業が行われました。

↑反省会及びアンケート回収

*     *     *

以下は、在学生・留学生ボランティアの感想文です。

●夢や目標を持った高校生の方々とたくさん、言語文化学科についてお話することができて、少しでも高校生の方々のお力になれたり、言語文化学科のピーアールをできていたならば、とても良かったなと思います。オープンキャンパスに向けた準備に時間をかけた分、当日は有意義な時間を過ごすことができ、また、わたし自身にとっても改めて学習することがたくさんあり、とても貴重な良い経験となりました。4年生で、学生時代最期のオープンキャンパススタッフの経験をすることができて、本当に良かったです。来年度も、今年度のようにパネルやパンフレットに力を入れたり、各自で準備をしっかり進めていければ良いと思います。改めて、本当にありがとうございました。
●自分以外の専門分野のこともよく知れて、自分にとってとても良い機会でした。
●OCへ来た生徒に対して、親身になって自分なりに言語文化の魅力を伝えることができた。また、一人一人に対する対応を丁寧に行おうと意識した。その結果、会話の中で笑いが起きたり笑みがこぼれるという場面が見れて、良かったと感じた。
●はじめて参加したのですが、言語文化の人たちが様々な関心を持って勉強していることがわかりました。とてもいい刺激になりました。
●私たちの留学生は日本の友達が何を勉強するかわからなかったですが、今回、勉強になりました。
●ドイツ語ブースを担当したが、第二外国語で悩んでる子にもドイツ語志望の子にもしっかりドイツ語の良さや面白さを説明できた。
●日本文化よりはやはり周りの英米文学や韓国に人が集まると思った。ずっと立っているのは大変だったが人に教える経験は大変よいものだと思った。 来年度はもう少し資料や本などを揃え、高校生の皆さんがもっと日本文化に入りやすい環境を作る方が良いと思った。
●たくさんの高校生に言語文化学科に興味をもってもらえ、また言語学に興味を持って見学に来た高校生も一定数いてとても嬉しかった 。

スクーリングが無事に終わりました(アンケート紹介)

今年は初めての試みとして、「春・まなびのオープンキャンパス」と共催の形を取りました。セミナーを担当された先生方、ボランティア学生のおかげで無事に終わりました。ありがとうございました。また、朝早くから参加していただいた新入生たちも大変お疲れ様でした。以下、新入生たちからいただいたアンケートをご紹介致します。

1.2回行われたセミナーについて
・自分の読んだ課題図書について他の皆と意見を共有でき、先生方の考えの展開をうかがくことができいい経験になった。
・大学の雰囲気を味わえたセミナーでした。4月から頑張っていきたいです。
・どちらもとても楽しく受けることが出来た。大学の授業はけっこう難しいのかなと思ったが、体験したことでその不安が少し和らいだ。
・とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。他の人の意見が聞けてよかったです。
・今まで考えたことがなかった論点について、議論をするのが面白かった。自分とは違う考えを持つ人の意見を聞くことができた。
・少人数で他人の意見を聞いて、自分が考えなかったようなことを言っていて、面白かった。
・読んできた本の解説や、みんなの意見を知り、理解を深めることができた。

2.卒業生の卒業論文発表について
・とても分かりやすい発表で感嘆しました。私も4年後あのような発表をできるようになりたいです。
・4年生の先輩の論文はわかりやすくて、とても勉強になった。自分が知っていた知識のほかにも、インタビューしたり、文献を活用したりすることで、より分かりやすい内容の論文になっていくのだなと感心した。
・それぞれ独自の視点で深くまで延べていて、すてきだと思った。
・言語文化学科で学んだことを聞くことができてよかったです。
・私もいずれ書くことになる卒業論文のテーマの例や調べ方を知ることができた。発表が終わった後、生徒や先生が質問をする時間があったのが、卒論のテーマをそれに決めた理由を知ることができてよかった。
・4年間の学びの集大成がどういったものなのか分かった。
・どのような方法で情報を収集しているのか、どのようなことをテーマに調べれば良いのか知ることができて良い体験だったと思う。

3.スクーリング全体について
・全体的に開放的な空間だったので参加しやすかったです。
・最初の先生の自己紹介からとても心に響く言葉があり、4年間一生懸命勉強しようと思った。同じ専攻をとりたいと言っている友達がけっこういて、しゃべることが出来たのでとても良かった。
・不安だった面もあったが、参加して安心できたのでよかった。
・これからの大学生活を送るにあたって大切な機会だと感じた。
・今後どんなことを学ぶかをより考える良い機会になった。
・入学式の前にスクーリングをしたことで、大学の授業がどのような雰囲気で行われているかというのを知ることができて良かった。
・大学の勉強への意欲がつよまりました。ありがとうございました。
・今回のスクーリングがあったおかげで、友達ができたし、4年間、頑張ろうと思えました。
・入学前に友達が出来て良い機会になった。レポートを書きながら、大学での学びに対するワクワク感を得ることが出来て良かった。

スクーリング_6_無事終了_4月2日にまた

ほぼ一日に渡る「スクーリング」が無事に終了しました。長丁場をどうもご苦労さまでした。

新生活が始まるまで、まだ一ヶ月あるともいえますし、もう一ヶ月しかないともいえます。いずれにせよ、この期間は高校生活の“しっぽ”などではありません。どうぞ大学生活への助走期間と捉え、有意義に過ごしていただけますよう。

ではまた4月に。教職員一同、再会を楽しみにしています。

スクーリング_5_〈課題2〉に関するセミナー part2

文化のしくみ(津上先生)

日中韓の言語文化(原先生)

英米の言語文化(井上先生)

独仏の言語文化(宮本先生)

セミナーは午前のパート1に続き、パート2に進みます。

パート1では主に言語論系の書物を扱いましたが、パート2では地域文化論系の書物が中心になります。

例年、カテゴリー別に提出されたレポート数が、そのままその年の学生人気を先取りする印象がなくもありません。

平昌五輪の影響で、「日中韓の言語文化」のレポートが増えるかと思いきや、さにあらず、「独仏の言語文化」のそれが最も多かったようです。

スクーリング_4_学びのオープンキャンパス

 

夢を売るテーマパークの裏側

教科書からみる竹島に関する記述研究

今年度の言語文化学科「スクーリング」は、教養学部の「春・学びのオープンキャンパス」と共催のスタイルをとっています。午後1番目のプログラムがそれ、優秀卒業論文の発表会です。

論文を書き上げることはもとより簡単ではありませんが、それを口頭で説明することにはまた別種の困難さを伴います。まして、今回のように専門を問わない多数の方たちが聴衆になるケースはなおさらのこと。

中学生にアルファベットの書き方を指導する方法

女性の美しさはどこにあるか

ベトナム語母話者による日本語発音協働学習の試み

言語文化学科選りすぐりの論文は併せて5本。声こそ聞こえませんが、どうぞ表情からその奮闘をお察し下さい。

スクーリング_3_腹が減っては…

ただいま、昼食タイム。

あいにく春休み中の土曜とあって、今日は学内の生協や食堂がお休み。スタッフとしてはスクーリング参加の皆さんに申し訳なく思っていたのですが、まあ、案ずるより産むが易し、却って初対面同士の皆さんにとっては新しい友人をつくるよい機会となったようです。

今更ながら、なるほど、コミュニケーション(communication)は「食事を共にする」という意味だったよなあと、感心するばかり( “食事は友にする” というダジャレは如何)。