今日の国際交流サロン

毎週木曜日4限目には、言語文化学科に来ている留学生と話し合いながら交流を深める「国際交流サロン」が行われます。

↑中国・台湾の留学生とお互いに日本語を教えたり、中国語を教えてもらったりしています。

↑韓国の留学生と交流しながらお互いの理解を深めています。

「留学生と友達になりたい」と思う人は、出入り自由なので、ぜひ気軽に参加してください!

ポルタ(Porta)の紹介④-哲学のおしゃべり-

    多くの人が大学で初めて接することになる「哲学」には、実はいくつもの顔があります。このポルタでは、講義で扱うような専門的な学問としての哲学ではなく、自分の身のまわりの問題を、日常の言葉でわかりやすく語るための哲学を実践することを目指しています。
    普段のおしゃべりよりもう少し深く物事を考えてみたい方、是非ドアをノックしてみてください。

  • 担当先生:文景楠先生
  • 開催時期:授業のある月曜日の11:50~12:50(途中参加歓迎)
  • 場所:3号館6階「多言語多文化実習室」

“ポルタ(Porta)の紹介④-哲学のおしゃべり-” の続きを読む

ポルタ(Porta)の紹介③-グローバルな視点から読み解く「原発事故」-

 2011年3月以来、原発事故とその被害の深刻さは世界の注目を浴びています。放射能汚染に伴う避難、家族離散、被災者に対する差別、賠償を巡るコミュニティーの分断、食物汚染と輸出入規制、再生エネルギーへの投資拡大、原発輸出と核不拡散問題などなど、原発事故を通じて様々な政治的、社会的、経済的課題が浮かび上がり、その影響は「福島」や「日本」といった枠を超えて、グローバルに及んでいます。この学びの場では、主に英語のテキストやメディア資料を用いて、この事故の実情や被害の広がりについて海外でどのように異なるのかを比較検討しつつ学びを深めています。さらに、将来的には長期休みを利用して、これらのテーマに関心を寄せる海外の研究者や大学生との交流や研究会、あるいは合同フィールドツアーなども企画していきたいと考えています。指導言語は主に英語ですので、英語を用いて知識や視野を広げたい方の参加を歓迎します。

● 担当先生:松谷基和先生
● 開催時期:毎週火曜日2限
● 場所:3号館6階「多言語多文化実習室」

ポルタ(Porta)の紹介②-共に学ぶ韓国語・タイ語-

「共に学ぶ韓国語」では、韓国語を履修もしくは自主学習している学生が参加しています。毎週水曜日、各人が自分で学習した内容を持ち寄り、理解が不十分であった点や疑問点について話し合い、互いに教え合います。教員だけに頼らず、学生同士が協力し合いつつ切磋琢磨して韓国語の実力を伸ばしています。

↑韓国語の勉強          ↑ボードゲームもやっています

言語文化学科にはおまけのプロジェクトとして、「ブレットシュピール・アーベント(ボードゲームの夕べ)」もやっています。ボードゲームに詳しいアッシュ先生、名誉顧問のゾンダーマン先生も参加し、全然知らないゲームでも、みんなでルールブックを読むところから始めますので、気軽に参加してください。

  ↑泰日工業大学から来た留学生からタイ語を習っています。

↑中国語組は今日も一生懸命に留学生と勉強しています。

自主的な学びのコミュニティー「ポルタ(Porta)」のご紹介①

言語文化学科では今年度から新しい取り組みとして、多言語多文化を通じて人間や社会を広く深く考える「自主的な学びのコミュニティー」として「ポルタ(Porta)」を立ち上げることになりました。正規の授業時間の枠を超えて、「多言語多文化を手掛かりに学びを深めたい」との志ある学生が参加しています。正式の単位にはなりませんが、新しい教員や友人と出会い、ともに学ぶことを通じて人間的にも知的にも成長するチャンスです。因みに、「ポルタ」とはイタリア語で「ドア、門」の意味です。

言語文化学科には中国・韓国・タイ・台湾から交換留学生が来ています。月・水・金曜日には、その留学生たちと彼らの出身地域の言語で交流するサロンを設けており、日頃授業で学んだ言語を実際に使ってみたり、あるいは授業ではなかなか触れられない言葉に初めて触れたり、時には留学生お勧めの各国の映画や音楽を共に鑑賞するなどの文化的交流を行っています。

2017年度前期は、「韓国語サロン」「中国語サロン」「タイ語サロン」「日本語サロン」が開かれています(「日本語サロン」は留学生と日本語を使って交流し、彼らの日本語学習をサポートする場です)。

今日は、「留学生と学ぶ(中国語サロン)」にお邪魔しました。

ここでは、教員が言葉を教えるものではなく、学生が主体になって進めていきます。互いが持つ母語・母文化をフルに活用しながら交流することで、多くの気付きを得、互いを理解し、繋がりを深めています。在学生の皆様、気軽に足を運び、積極的に交流を図ってください。

昼休みに英語で話そう!

毎週月・水・金曜日は、英語の渡部友子先生の主宰で、言語文化総合研究室で昼食を食べながら英会話を楽しむ会が行われます。1年生から4年生まで、英語で話しながら先生・先輩・後輩と親しくなりたい人、英語の実力を伸ばしたい人など、自由に参加してみましょう。

「昼休みの英語勉強会は、英語教師を目指す学生に「英語を話す練習」をしてほしい、という趣旨で始まりましたが、教職志望以外の学生も受け入れています。参加者同士が互いの話に耳を傾け、質問しあうことを中心とし、指導者はその補助をします。話題は流れに任せるので、個人的なことから異文化理解や社会問題に展開することもあります。学年を限定していないので、先輩後輩間のつながりを作ることもできているようです」(渡部)

 


渡部友子先生.jpg

「中学校の英語教師を目指しており、英語を話す力を伸ばしたいという気持ちから昼の英語勉強会に参加しています。初めの頃は思っていることを英語で口にすることができず、先生が話す英語を聞き取れないこともありました。その後通い続けるうちに、少しずつではありますが英語で話すことに慣れ、会話自体を楽しむことができるようにもなりました。うまく英語にできない表現を渡部先生にご指導いただいたり、他の参加学生の皆さんと一緒に英語力を磨いたりなど、とても充実した時間を過ごしています。残りの大学生活も通い続け、より成長していきたいと思います。」(言語文化学科4年生 佐々木愛香(ささきまなか))