毎週水曜2校時はいわゆるゼミなのですが、本日(13日)は土曜の振替授業日に当たったため、図らずも“休講”の態となりました。がしかし、滞日期間の限られた交換留学生にとって、この“休講”はあまりに惜しい(彼女たちは大学院生ですから)。かくて、向学心に燃える中国人学生と教員の5名は、宮城県立図書館の参観に出かけたのでありました。
東北学院大学教養学部言語文化学科
毎週水曜2校時はいわゆるゼミなのですが、本日(13日)は土曜の振替授業日に当たったため、図らずも“休講”の態となりました。がしかし、滞日期間の限られた交換留学生にとって、この“休講”はあまりに惜しい(彼女たちは大学院生ですから)。かくて、向学心に燃える中国人学生と教員の5名は、宮城県立図書館の参観に出かけたのでありました。
本日、授業が休講となりましたが、先生はご親切で宮城県図書館への参観を提案してくださいました。
小雪が降り、冬風が吹く寒い日の中、先生はご自宅の車で私たち留学生四人を学院大より宮城県図書館へ案内してくださいました。
同図書館は県立図書館であり、蔵書の数は多く、しかも細かく分類されています。経済、法律、農業、文学、美術、そして仕事関連の本など、数えられないほど多いです。各分野に興味を持つ方も、さぞこの図書館で知識を満喫できるのでしょう。その中、常用人名辞典、植物の漢字語源辞典、植物図鑑歴史辞典、日中同形語辞典など、多分野におけるおもしろく珍しい本をたくさん見かけました。また、日本の小学校や中学校の国語教科書にも目を通しました。カラー印刷でイラストたっぷりで、しかも載せられている文章もごくおもしろくて私でも興味深かったです。この図書館では、このような素晴らしい本はきっと多くあるでしょう。
参観が終わり、先生と一緒に五人で、図書館の隣のレストランで食事をしました。日差しがガラスを通し、暖かくしてくれていました。料理を楽しみながら、先生と仙台での暮らしや留学生活についての感想を語ったり、年末年始の計画を話したり、くつろぎの時間を楽しく過ごしました。
本日の宮城県図書館への参観はとても有意義でした。たくさんの本に目を通し、知識への渇望が湧き出したばかりでなく、先生との関係も近づくことができ、素晴らしく忘れがたい一日でした。